Small Garden Studio & Kenichiro Kozono

Small Garden Studioは小園兼一郎の

運営する音楽制作スタジオです。

 

 

 最新情報は下記SNSにて発信中です。
どうぞフォローして頂けると嬉しいです。

 Facebook Page

https://www.facebook.com/SmallGardenStudio/

Twitter

https://twitter.com/sgs_kozono

 

 

 

2018年

10月

06日

EP発売、ライブ終了

 

 

 

先週は9/29に吉祥寺ichibeeでのディスクブルーベリー20周年記念
イベントライブ、無事に終了しました。ご来場頂きました方々、どうも

ありがとうございました。チケットも定数を大幅に上回り、予想以上に
賑やかなイベントとなったようです。参加させて頂けてとても良かった

です。打診して頂きました中村さん、どうもありがとうございました。

そしてこの日に合わせて発売することになりましたsmall gardenの第

三弾アルバム「歌曲作品集[小園Ⅱ]」、好評絶賛発売中でございます!
ちなみに現在は高円寺ディスクブルーベリーでの限定発売です。
(12/5に全国リリースされる予定です。)

ソフトロック系音楽誌の雄、webVANDAさんには発売日前にレビュー

を掲載していただけました。
http://www.webvanda.com/2018/09/small-garden-small-garden-studiosgrk.html
是非読んで、そして買ってください(^。^)!!!
よろしくお願いします!!!

そして限定の赤、黒ジャケットはディスクブルーベリー限定でしかも

数量限定ですので是非チェックしてみてください。
 
限定赤バージョン http://blue-very.com/?pid=135628794
限定黒バージョン http://blue-very.com/?pid=135628800
通常バージョン http://blue-very.com/?pid=135628752
(通常バージョンは全国流通ジャケットとなります。)

 

※すでに赤は売り切れてしまったのですが近日中に納品予定です

のでお店のアナウンスをお待ち下さいませ。

どうぞよろしくお願いします。

2018年

9月

18日

ニューEP、完成しました。9/29のライブ情報

怒涛のレコーディングが終わり、一昨日位にやっとマスタリングも

終わりました。(疲れていて曜日も昼夜もよくわからない状態に

なっていたので覚えていません。)

まずはYouTubeの方にトレーラーをアップしましたので是非ご視聴

の程よろしくお願いします!!
https://www.youtube.com/watch?v=cAQgJo2pc9A

 

今回もEPという通り、全4曲です。バラエティに富んでなかなか

面白い内容になったのではないかなと思います。

発売は9月29日。価格は1200円(税抜き)です。
とてもご贔屓していただいておりますディスクブルーベリーさん限定

の先行販売という形になりました。
http://blue-very.com/

 

これは9/29の吉祥寺ichibeeライブイベントでの発売に間に合わせる

為、全国流通に先駆けて発売するためです。

新譜は大体登録から発売までは2ヶ月くらいかかるのでそれでは間に

合わず、プレスもジャケットも全部自分でやるという形で何とか間に

合わせることが出来ました。当然というか9/29はレコ発ライブ的な

意味合いも強くなり、イベントに花を添えられるのではないかと思っ

ております。
9/29の前売り券は完売してしまったのでもう当日券しかございませ

んが気になりました方、ライブへ来て頂けましたら嬉しいです。
http://5by5.seesaa.net/article/460264740.html


ちなみにプレビューの絵は今回のCDジャケットです。
ちょっと地味ですが中身はなかなか良いものになっているはずです。

また、通常盤は生成りのクラフト紙ジャケットになり、赤と黒のジャ

ケットはディスクブルーベリー限定仕様になります。

どうぞよろしくお願いします〜!

2018年

6月

17日

9月のライブに向けて〜最近の動向

大変ご無沙汰しています。三ヶ月ぶりです。(笑)
自分でもイヤになるくらいブログやSNSは長続きしません。
今ドキの宣伝方法でネット更新が不慣れだったりアピール下手

だというのは致命的だと感じていながらも、マイペースを崩す

と本業にも差しつかえるのでどうかご容赦くださいませ…。

 

タイトルの通りなのですが3ヶ月後くらいにライブに出させて

頂くことになりました。ありがとうございます。
そこでライブに合わせて急遽シングル盤をリリースしようと

考えておりまして(というかすでに鋭意制作中!)、レコ発

ライブになれば良いなと思っている次第です。
来年にはアルバムリリースも想定しているのですが一部ファン

の方々から是非レコードでというお話があるものの制作費は

すっからかんなので、いかんせんCDのリリースでさえ危うい
状況になりそうな予感もありまして今回はその9月リリース

予定のシングルも含めて1st、2ndアルバムのアピールになれ

ば嬉しいなと考えております。

今回のシングル、実はアルバム用にこさえていた楽曲を先行

リリースという中身になりました。(なりそうです。)
かなり自信を持ってお披露目できるのではないかと勝手に

想定しているのでどうか期待して(せずに)お待ち下さいませ!

ところで最近は私生活のごたごたを経てサックスプレイヤーに

舞い戻りました。幼児二人もいるとさすがに音楽だけにかまけて

いられないと、ずっと大変な生活を送ってきたつもりでいたので

何かを変えたいと悶々としていた心にサックスの音色が応えて

くれました。「楽器の練習などしている時間は無い」とずっと

思っていたし、実際その通りで時間は本当にありません。しかし、

支えなければと思っていた家族に自分も支えられて時間を作る

事ができる様になりました。ありがたいことです。

十代、学生時代とサックスに明け暮れていたのでその生活が染み

付いているのでしょうか、練習していると精神安定剤の様になる

というか食べたり飲んだり出かけたり、買い物したり遊んだりと

いう当たり前の生活の中にサックスがないと僕にとっては当たり

前では無かったように思えるのです。

そしてこの十数年間のサウンドクリエイター生活の中で音楽的素養

も身に付いてきて昔よりもちゃんとサックスに向き合えている気が

して、音楽生活がとても充実してきている実感があります。


何事も、様々な感情もすべては表裏一体という関係性を持っている

と思っているのですがそれが見事に体現出来たという一例だと思い

ました。時間が無いのではなくて作っていないだけでした。ただ、

やはり最初の一歩を踏み出すのにはそれなりに冒険心というか勇気

が必要なのだとは思うのですが、何事もちょっぴり冒険しないと

全く面白くも何とも無いという僕の創作ポリシーを満たすために自分

のストレスには敏感に反応してあげようと思いました。


それでは、よりよい音楽創作へ一層励んで参ります。

ライブ、シングルリリースの詳細はまたまた後日に。
どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m

2018年

3月

16日

セルフライナーノーツ「out of music」M-3,4 おまけ(音楽制作の経緯)

M-03 [湖畔]

5分弱の曲ですがそこそこ展開があり自分でも結構気に入っています。
この曲の冒頭部分は1stアルバムのM-6「間奏2」をモチーフにしています。
元々は一つの曲であった「間奏2」でしたがこの時は曲を分解して、その一部だけ
を1stアルバムではインターバルとして挿入しました。
この湖畔の制作時に最初はこの「間奏2」は付いていなかったのですが歌詞を考え
ている時に詩として完成度を上げるには何かメロディを付け足した方が良いかもと
思って考えてみたものの、良いメロディが浮かばず、この「間奏2」を付け足そう
というアイデアだけが浮かびました。

自分の中では一応は1stアルバムからの流れを汲む事が出来るし、リスナーの誰か
しら気がついてくれたら嬉しいなという思いもあって転用は腑に落ちています。
(プロデューサー、ライターでもあられるウチタカヒデさんにレビューを頂いた
時はすぐさまにこの部分の指摘をいただきましたので秘かに感嘆しておりました。)

楽曲のテイストは1stアルバムの「木漏れ陽」にも似ていながらも僕自身が歌う事
を前提に作っていましたので詩のイメージは若干男性寄りに感じられるかもしれま
せん。後半、メインボーカルがromihiさんに変わる所は東北新幹線やLampのイメージがあったのだと思います、デュエットのようでデュエットではないという

感じを出したくてメインボーカルの切り替えを入れてみました。
そしてこの楽曲ではピアノ以外は演奏していないのですが結構リアルなソフトウェア音源のお陰で、曲が出来上がった後は楽器の音色が打ち込みなのか否かという部分にあまり耳がいかないのでその部分に関しては取りあえずの及第点かと思っております。

実はこの曲はこのアルバムの中では一番短い時間で完成した記憶があります。凝る
ことが出来たらもっと追求も可能だとは思いますが僕の場合は放っておくと永遠と
曲が終わらなかったり、組曲の様になってしまうのでそれこそ一曲作るのにで半年
~1年とかかかるかもしれません。(これはこれでやってみたいと思っているので
すが。)

追記
この曲を経て自分の歌声のスタイルが結構見えてきた気がして今までの楽曲もキー
を自分用に変えて歌える様に練習しています。もしかしたら弾き語りでライブなど
出来たらと思っていますのでみなさまにご連絡出来るよう頑張りたいと思います。



M-04 [H.S.P.]

滑稽な男(女)を主軸に、文字通り転げ落ちていくような愚かさの中に愛を求める
姿を描いてみました。僕は人間とはいつどんな時でも愛を求めているようなところがあって、それは怒りや憎しみで心が一杯の時でも止む事の無い「渇望」なんだなと達観している所があるのでそれを歌にしてみたいと思ってこの曲が出来ました。
(僕はこの曲を「斜陽」と同じ位置づけにしていて「滑稽シリーズ」と勝手に読ん
でいます。(笑))

H.S.P.というのは「ハイリー•センシティブ•パーソン」の略で感覚処理感受性が非常に高い人達の事を指す用語のようで、簡単に言うと外部の情報を普通の人よりも過敏に、過剰に感じ取ってしまう人達ということのようです。また僕自身が普通とされる人達よりもH.S.P.寄りであるようで、色んな問診をしてみましたがそれは明らかでした。
この楽曲の詩から想像するにはこの歌の中の人に一体何が起きているのか想像する
のが難しいのですが実際にはたいした事は起きていないという体になってはいます。というのは、何か出来事があったというよりも本や雑誌、ニュースなどから間接的に受ける情報に過度に反応しているという状態が主にあるのだと推測しているからです。(少なからず肉体的な変化も伴い出来事は起きてはいる。)

自分で書いておきながらこのように客観的な判断をしているのは僕の感受性が過敏
な事を考慮して、また普通(一般的)には外部の情報が僕のような人間から見ると
もっと簡潔に処理されている事を踏まえてなるべくわかりやすい言葉を詩に選んだので内容のイメージは伝わるのではないかと思っています。
なんだか難しい説明の様になってしまいましたが肝心の詩そのものについての言及は控えます。(これは各人が各々に捉えて頂いた方が面白いし、そのそれぞれがそれぞれ正解でもあったりする側面があるので)
楽曲はドナルドフェイゲンをイメージしていますが改めて聴くとドラムとベースの
単調さが似てるとは思うのですが他は似ていないかなとも思います。

 

ライナーノーツは以上です。


――
そして予告させていただいた通り「歌曲作品集[小園]」のコンセプト、制作経緯について書きたいと思います。書き出すと思ったよりも自身で整理できていない事の多さに気づき、その整理の意味も含めて数回にわけ語らせてもらおうと思います…。

当時、4~5年前ですが一念発起して「自分の名前を掲げて残せる音楽を作りたい」という思いでスモールガーデンの曲作りを始めました。やはり受け仕事の音楽制作ではやりたいことは殆ど出来ないので自分の音楽を主体にした作品を作りたいとは20代の頃からずっと考えていたことではありました。とはいえさしたる才能も無いし、没頭してきた事といえばサックスでビバップフレーズをひたすら練習する事とベースでマーカスミラーとジャコパストリアスのコピーをやってきただけであるので、いざ楽曲を構築するという過程になるとそれは仕事の上ではゲームなどの作品に添える、登場人物や場面を引き立てる為にその時々で出来る限りのネタを出していくしかないわけでして、だがしかしそれは自ずと慣れを生み出して「この時はこう」「そういう時はあれでこう」といった具合にある種のパターンに陥ることになり、それは仕事をスムースに行う上では便利ではあるのだが少しずつ、徐々にその創造性が失われていき、気がつくと同じ様な楽曲ばかりになってきてしまう「悪循環」になるのが通例であったのです。これはある意味では仕事がうまくいっているともいえる状態でもあるのですが仕事一辺倒の人生を送りたいわけでは決して無い!?という生来からの気概を持っているようである僕としては自発的に音楽活動を行わなければならない必要性にかられて作品作りに励む形になりました。

大きなきっかけはやはり敬愛する冨田恵一さんの「冨田ラボ」の音楽です。
限界まで緊迫するメロディでありながらも普遍性を失わせずにその伝統的、また先進的なハーモニーと緻密な打楽器構成などで大衆ポップスに溢れんばかりの多彩な音楽性を詰め込んだ楽曲は2000年前後を境にポップスを一段も二段も芸術的なものへ押し上げた感があります。そんな冨田ラボサウンドに初めて出会ったのはもう20年近く前ですがかの有名なmisiaのeverythingです。当時はジャズ浸りだったのであまりポップスを知らなかったのですがテレビドラマのヒットもあって曲はよく耳にしていました。そのその後に音楽制作の仕事に就くと、様々なジャンルの音楽を聴いて勉強していくなかでポップスの普遍性を知ることになりました。それはジャズで言うところの2-5だったりバロック調でのミサ曲のsus4からの解決のように飽きを通り越した不変の伝統があるのですが、そんな伝統を冨田さんのアレンジでは生かしつつも明らかにわかる転調やテンション、ノンダイアトニックコードの多様によって新風を吹き込んでいました。
それまでにも80年代からは奇を衒う進行の曲がポップスでも増えてきていましたがそれらはとても実験的であり、またシンセサイザーやコンピューターのシーケンス機能を用いたとても機械的で、本当に機械が作ったようなサウンドのものでしたが冨田ラボの曲はそのような楽曲とは一線を画しており、伝統とモダンがとても良い塩梅で人の手によって暖かい音として音楽の中に息づいていました。この塩梅という加減にはもちろん好みの要素が多分にありますが冨田さんの楽曲が好きな要因の一つにジャズ寄りのハーモニーの多さがあることは間違いありません。
一方で冨田ラボの楽曲は多岐にわたり、トラディショナル寄りなアレンジと先鋭的なものや偏ったものも多いが総じて詩と音楽が乖離的な所を僕は感じている。それは聴き手に投げかけられていてあくまで聴き手が判断すれば良いという旨の事をご本人がイベントなどで語られていました。この一般大衆に迎合していない姿勢を持ってしてその音楽を投げかけ、かつその投げかけたものを受け取る聴き手が定数存在する音楽家は現代社会において稀であると思う。それは社会的枠組みに当てはめれば音楽家というよりは芸術家という域の仕業であると感じられるし、そこに自身の信念を持って対峙している姿には卑小で全てに出不精な性質を持ち合わせる僕の様な人間にとても凛とした素晴らしい人間に写っていたのはいうまでもありません。僕としてそれは音楽家としての視点、音楽を通してその人間のどのような部
分であってもその一部を垣間見た時にそれは音楽と結びついてある種の感動が生まれるきっかけになります。たくさんの音楽家や音楽と出会ってきましたが冨田さんのそれはとても鮮烈な感動を呼び、また今の今まで続いているほどの強く純粋な衝撃でさえあります。
その衝撃とはいうまでもなく「音楽を作る」ということ、ただそれだけに直向きな精神を感じさせるものでありました。

続く。

2017年

12月

27日

セルフライナーノーツ「out of music」M-1,2

スモールガーデン2ndリリース
ミニアルバム「out of music」
セルフライナーノーツ

アルバムタイトルである「out of music」に込めた意味合い、out of~とは
~の外側、流行でないなどの意味があり、つまり音楽の外側というのはこの
アルバムの楽曲は音楽でありながら音楽ではないものを表現したかったので
す。同時に流行り廃りに関係の無い普遍的感動や日常性を表したくてこの
「out of music」というタイトルを付けました。
しかし元々音楽とはその音の羅列によって「何か」を表現しているものが
圧倒的に多く、純粋にその響きや技術を批判する純音楽でさえもその様式美を
表してさえいます。僕はどちらかといえば後者に趣をおいていますが、それで
も今作の様にポピュラーテイストな割合を増やすとそれは「何か」を表現して
いくことに繋がり、ひいてはそれこそがポップス(大衆性)たる所以なのかも
しれません。

このミニアルバムは元々は今年の7月に行ったライブの為に作ったもので、正
式にはセカンドアルバムというよりもファーストのスピンオフのような意味
合いをも込めています。
ボーカルのyukkyさんにライブ出演を想定した時に既存の楽曲ではどれも彼女
に合うものが無かったので、3月頃だったと思いますがライブ出演を承諾して
頂くと同時に楽曲制作もお約束して制作に取りかかりました。

実は密かにジャケットが2パターンあるという設定にしたのですがyukkyさん
メインの1~2曲目に合わせた夜景を見下ろす画のものと、3曲目の柔らかな曲
に合わせたお花畑の画のものです。
全国的には後者のジャケットで流通していますが先にも紹介させて頂いたディス
クブルーベリーさんや手売りでは前者のジャケットでも販売しております。
(ちなみに4曲目のイメージはありません。)

CDが完成したのがライブの3~4日前で、もうてんてこ舞いでした。
4~6月に4曲制作+既存曲も合わせた全パートの譜面制作。それにジャケット
のデザインから歌詞カード、プレス、流通手配なども全部自分でやっているの
で、これには僕もかなり参りまして実際ライブの当日も疲れと緊張のせいで
リハーサルの時から間に合って良かったという安堵の思いと共に涙が止まりま
せんでした。ライブ中にもほろりとしてしまいましたがもう恥ずかしいとか
そういうのはなくて、良くも悪くも周りを見ない性格が出てしまったのだと
思います。
引き続き拙い文章ではございますがセルフライナーの方を書き綴らせて
頂きます。


――――
M-01 [蓮花]

上記にもありますがこの曲と2曲目の「流る星」はyukkyさんに向けて作った
ものです。1作目から続くスモールガーデンのイメージとyukkyさんのそれは
かなり違う所があるのでお互いが歩み寄って出来た共作だと言えると思います。
yukkyさんの声は明るく中高域が通るので、その声質に詩の静粛な感じをぶつ
けて中和してみようと思って作り始めた覚えがあります。

楽曲の雰囲気は16ビートでシックなハーモニーを奏でていますが特に元ネタ
とかは無いです。かろうじて僕の好きなpagesの[I Get It From You]の2コー
ラス目の雰囲気にも若干近いかなという感じで他の要素は冨田恵一さんワーク
スの影響が強いかなと自分では思っています。
音楽的な話ですがこの曲では音の4度重ねを多用していまして、そこに壮言さ
や幻想さなどが出せたかなと思います。気になった方はユーチューブなどで
4度和音の実演動画のハーモニーを聴いてみてください。面白いと思います。

歌詞の内容については個々で楽しんで頂ければ良いかなと思っています。
僕としてはタイトルの蓮花と曲の後半に出てくる「輪廻」という言葉を盛り
込む事によって仏教のテイストを出せたらと思って書きました。サビの「夢
見るあなたを」というのは1stアルバムの「靄(もや)」にも出てくる言い回し
なのですが、全ての事象はほんの一時の夢や幻であって現実そのものでは無い
という原始仏教の教えをこの一言に込めたつもりでおります。綺麗なものが
綺麗なのは自身の都合で心にその様に描いているのであって実際はそうでは
無いという事なのです。(僕は原始仏教信者なので言い切ってしまいますが。)

これは音楽の話ではありませんが僕は静か動かでいうと間違いなく「静」です。
動が嫌いな訳ではないですが周囲から無意味に掻き立てられる前進や成長、
競争や射幸心の煽りなどには心が締めつけられる様な息苦しさを感じる事が
あります。自分にとって必要以上の「動」は全く必要ではないと思っている
ので逆に動が嫌いだという負の感情が溢れすぎない様に適度に情報は遮断して
います。
知らず知らずのうちにマスコミュニケーションによる大きな流れに取り込まれ
ないように自分の意識を大切にする尊さを失ってしまっている人の多さに「憂い」
を感じるのですが、想いというものは美しくも儚いものではないかと、そのよ
うな情景を歌にしてみました。


――
M-02 [流る星]

これは空を飛んでいるようなイメージで作った曲です。
7月のレコ発ライブに合わせた事もあって夏の雰囲気も入れてみたつもりです。
出過ぎず、弾け過ぎず、飛び過ぎないソフトな感じに出来たかなと思いますが
いかがでしょうか。
本来、というと語弊がありますがこの曲はスモールガーデンの作品というより
はyukkyさんとスモールガーデンではない小園自身の合作という見方の方が
しっくりくる側面を僕も感じています。(リスナーより同じような意味合いの
事を言及されましたので)
そのような楽曲をスモールガーデンのアルバムに入れるなと言われそうですが、
これまた僕の中ではスモールガーデンとして背伸びをしたシティポップAORと
いう意味合いも込めての作品でもあり、これはこれで良いとは思っています。
もっとyukkyさんに合わせた方がキャッチーな楽曲になったかもしれないので
すがそれではコラボレーションにはならないので、その均衡の為に自分色も
程々に出したのが[蓮花][流る星]だと思います。

楽曲のAメロの雰囲気は曲名は忘れてしまいましたがed mottaの曲のリズムの
印象があったと思います。その後は流れに任せて作りました。
歌詞では1番終わりの「流る星」の部分だけ最後まで決まらずにいました。
「流れ星」だとなんか普通だなと思ってしまったので「流る(ながるる)」と
いう言い回しを「ながる」に変えてスモールガーデンらしさを出してみました。
(スモールガーデンらしさとは日本独特の言い回し、大和言葉や言語文化を音楽
の中に取り入れるというような感じの事です。)

空を飛ぶといえば数年前に一度、スカイダイビングを経験したのですが思って
いたよりもとても楽しかったのでいつか免許をとって単独ジャンプをやってみた
いと密かに想いを馳せています。


というわけでお読み頂きましてどうもありがとうございます。
次回は3~4曲目のライナーノーツ、「歌曲作品集[小園]」のコンセプト、制作
経緯について書きたいと思います。